様々な企業で働き方改革の一環として、働き方の多様化が認められる様になってきました。
在宅ワーク、フレックスタイムの導入、サテライトオフィスの導入など。
本日は私が未経験分野で、派遣社員として完全在宅ワークの仕事をはじめる話をまとめてみました。
在宅ワークが気になる主婦のあなたの参考になると嬉しいです。
- このブログの主の経歴(笑)
- 未経験分野で派遣をはじめるまで
- 主婦が感じる在宅ワークのメリット・デメリット
- 在宅ワークを希望する方へのアドバイス
私について
「在宅で仕事をしたい」と私が思った時、疑問に思ったことが多数あります。
例えば、実際に今在宅で仕事をしている人は「どんな学歴でどんな資格をもっているの?」
また、「どうやってその仕事を探したの?」など・・・。
ということで、まずは私について紹介します。
学歴・職務経歴
かなり個人情報になりますので、ざっと濁しながらも事実を綴っていきますね。
まず私は文系で学部でいうと教育系のFランク4年生大学を卒業しています。
職務経歴①【新卒〜】
新卒採用で、民間企業の教育機関に就職。いわゆる塾です。小中学生を対象とした塾に勤めることになりました。
私が配属されたのは、小中学生の学習塾部門でしたが、中学受験部門や、大学受験のための予備校部門などもありました。
ちなみに、グループとしては大学や専門学校、高校等もあったので、教育機関としては比較的大きく、色々と展開していた企業でした。
【仕事内容】事務全般
私は塾の中でも講師職ではなく、事務職員として採用されました。
正直なところ、授業以外はなんでもやる何でも屋さん状態です。
【経験した業務】
フリーダイヤル対応、保護者対応、マニュアル作成、入力作業、書類作成、広報物作成、DM郵送、給与チェック、新人研修・・・etc
キャリアアップしたいため退職し、一瞬完全なニートになりました(笑)
職務経歴②紹介予定派遣〜正社員
約2ヶ月のニートを終え、派遣会社に登録しました。その時は大手派遣会社2社ほど登録。
紹介予定派遣を希望しており、2社同時にエントリーした結果、あれよあれよと上場企業に内定いただきました。(陸運送業界です)
書類選考〜面接〜内定〜勤務開始がちょうど1週間ほどといった、かなり短期間での採用。
紹介予定派遣とは、派遣契約時に派遣される企業への直接雇用が前提となります。派遣契約期間に双方の合意があった場合、直接雇用に切り替わるシステムです。直接雇用は正社員登用や契約社員登用と色々あります。
半年の派遣社員ののち、無事に正社員登用にしていただきました。
正直なところ、学歴的にも職歴的にもいきなり正社員での転職は無理と思っていたので、紹介予定派遣という「派遣契約期間に、私自身の働きぶりを知ってもらえる」方法を選びました。
【仕事内容】秘書・購買
役員付き秘書、その後異動があり調達(購買)部門へ
【経験した業務】
秘書、庶務、購買業務(見積依頼、価格交渉、コスト低減交渉)etc・・・
結局10年以上はPCを触っており、WordやExcelといったオフィスの基本操作等はできました。あとは、ブラインドタッチもできますし比較的早くタイピングもできます。
所持資格
取得した資格は以下のとおりです。仕事をしながら都度必要な資格、興味のある資格をとるようにしています。
【国家資格】保育士、幼稚園教諭、運行管理者
【民間財団資格】秘書検定1級、漢字検定2級、日商簿記3級
※あとはAT限定の自動車免許
紹介予定派遣が決まったのは、秘書職の募集であったので「秘書検定1級」の資格を持っていたのは大きいかなと思います。
しかし、ここまで見てお分かりのとおり、在宅ワークに繋がりそうな学歴や、職務経歴は実はないのです・・・。
在宅ワークが多そうな仕事って「WEBデザイン」「動画編集・制作」「SE系」「イラストレーター等美術系」そんなイメージないでしょうか?
個人的にそんなイメージを持っていましたが、残念ながら私にはそういった経験やスキルはありませんでした。
性格
私の性格は社交的な方ですが、内向的な部分もあります。
いわゆる自称ですがHSP気質は大きくあると思います。
子どもの頃から人の顔色を伺っては「怒ってる?」が口癖。
社会に出てからは不機嫌な人がいると「自分何かしたかな?」と不安になるタイプです。
しかしその割に、人と関わることが好きなので積極的に会話はしますが、その後に自分の発言を振り返り後悔・反省・不安を抱く超絶面倒くさいタイプです。
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。引用:マドレクリニック公式HP
派遣で在宅ワークをはじめるまでの流れ
それでは実際に私が在宅ワークの派遣をはじめるまでの流れを順を追って紹介していきますね。
ちなみに、私は前述した2社目の正社員の仕事を、産休・育休を経て子どもの預け先が上手く決まらなかった結果退職しています。
産休以降はいわゆる専業主婦状態ですので、今の仕事を始めるまでは約4年のブランクがありました。
クラウドワークス登録
実は派遣会社で仕事を探し始めるまでも、「完全在宅」での仕事を希望していたため、「クラウドワークス」に登録し応募していました。
クラウドワークス上では主に、完全在宅事務や秘書といった、自分が経験のある職種に応募していましたが、毎回受けさせられる同じテストに通過することなく、終わりました。
派遣会社登録
「子どもが幼稚園に入ったら働こうかな?」と漠然に考えていたので、一応派遣会社には登録していました。
私が登録している派遣会社は「リクルートスタッフィング」です。
ただ、実際は「完全在宅」での派遣募集は非常に稀なようで、調べていると「indeed」や「エンゲージ」という求人サイトでは派遣ではないですが、完全在宅の求人が多く見受けられました。
応募〜採用まで
非常に稀な完全在宅での派遣ですが、今回ご縁がありリクルートスタッフィングさんで見つけることができました。
募集内容としては「完全在宅、短期(3ヶ月〜最長半年)、週4以上、1日実働5時間以上、未経験可、WEBコンテンツ制作に関係する作業」といった感じでした。
条件が一致したため、直ぐに応募し社内選考も通過したようで、その後派遣先の担当者さんとオンライン面談があり、数日後採用の連絡をいただきました。
現在の仕事内容
守秘義務があるため、詳細はお伝えできかねますが、現在私が行なっている仕事は、WEBコンテンツの校正や編集、画像選定及び挿入になります。
週4日、実働5時間で在宅で働いています。
ちなみに今後はライティング業も担当する可能性がありそうです・・・。
在宅ワーク派遣のメリット・デメリット
私は現在4歳児の母親もやっており、子育て中の主婦でもあります。
そんな子育て世代の主婦が感じる、在宅ワーク派遣のメリットやデメリットを紹介します。
在宅ワーク派遣のメリット
通勤時間がない
まずダントツでこれ。私は最寄り駅まで約1.5kmほどのところに住んでいます。
例えば以前正社員で勤めていた会社に通勤するとなると、片道2時間は最低でもかかります。
しかし在宅ワークになると、通勤時間がかかりません。
通勤時間の分を業務時間に充てられるのが最大のメリットと感じています。
基本的に休まなくてよい
子どもって急に体調崩したりしませんか?
また、このご時世なので本人は元気でも、少し風邪症状があるとお休みが強いられる世の中です。
在宅ワークだと、最悪子どもがお休みしても、隣で仕事ができるので、仕事を休んだり、代わりの人を探す必要もありません。
すぐに家事にとりかかれる
本来であれば仕事が終わり、自宅までの移動時間を挟んで行うはずの家事を、通勤時間がないため終業後すぐにとりかかることができます。
また、休憩時間があればその間に夕飯の支度を進めたり、洗濯物を取り込んだりもできるので、主婦的なメリットではないでしょうか。
人の目を気にしなくて良い
在宅ワークなので、個人で仕事をしています。
もちろん会社の人とチャットツールを使ってやりとりをしますが、実際に人と合って仕事をしている訳ではないので、人の目や態度を気にしなくてすむのが良いと思います。
自称HSP気質の私は、在宅ワークがすごく合ってると思っている点です。
仕事をしながら、人の目を気にして疲れたり、悩んだりすることがなくなりました。
在宅ワーク派遣で感じるデメリット
ここからは、在宅ワーク派遣としての主婦目線でのデメリットを紹介していきます。
自分の時間がない
メリットで挙げた「すぐに家事にとりかかれる」の反対でそれがデメリットにも感じます。
就業先のオフィスに通勤する場合は、電車なりバス、車等の通勤時間があります。
その通勤時間では仮眠をとったり、読書やネットサーフィンなどリラックスタイムにあてたり、はたまた資格の勉強時間に充てたりと完全に自分のために時間を使えます。
しかし在宅での仕事の場合は、休憩時間についつい家事をしてしまったり、就業前に食材を買いに行ったり、終業後にすぐに家事を始めたりと、意識していないと結局家のことばかりしてしまってます。
時間が縛られる
これは派遣のデメリットと言えるかもしれません。
例えばシフト制のアルバイトやパートだと、働く時間や休みの希望を考慮してもらえることもあります。
また、派遣ではなく、フリーで仕事をしている人は、仕事の時間やお休みは自分で決められます。
しかし、在宅派遣は在宅でできる仕事といえど、派遣社員になるので、始業時間や就業時間が、休憩時間が基本決まっています。
なので、時間的・休み的な融通が効かないのが基本です。
在宅で働きたい方へのアドバイス
アドバイスと言えるほど偉そうなことは言えないのですが・・・
私は未経験で在宅で派遣の仕事をしていますが、プライベートの趣味で約7年ほどブログを書いていました。
とはいえ、SEO対策や読み手のことを考えた戦略的なブログではなく、備忘録のような雑記ブログです。
あとは、InstagramなどのSNSも使っていました。
そんな私が在宅ワークを希望する方へアドバイスするとしたら、以下の3つです。
- 興味のあることは何事もチャレンジしてみる
- 情報を収集する
- PCに慣れる
1.興味のあることは何事もチャレンジしてみる
やらない理由を探すのは簡単です。
気になったこと、興味を持ったことは「とにかくチャレンジしてみる!」
どんな経験が仕事に繋がるかわかりません。
私はプライベートでブログやSNSもやってました。
そちらで使っていたスキルが今の仕事にも活用できています。
例えばブログ作成で使用するアイキャッチ(トップページ画像)をcanvaというデザインサイトを利用し作成したりといったことです。
今は、こちらのブログはWordPressというコンテンツ管理システムを利用し運営しています。
WordPressを利用している会社も多いので、こういった経験も今後の就活ではアピールできるのかなと考えています。
まずは何事も気になることはチャレンジしてみることをおすすめします!
2.情報を収集する
どんな仕事をしたいのか?
どんな働き方をしたいのか?
それを叶えるためにはどんなスキルを身につけるのか。どんな方法で学ぶのか・・・。
まずは情報を収集することが大切です。
Instagram、Twitter、YouTube等、最近は有益な情報をさまざまな人が発信してくれています。
参考になる本もたくさん出版されています。まずは気になる情報を収集しましょう。
3.PCに慣れる
スマホが主流になってはきていますが、企業で仕事をする場合、基本的にはPCを使用します。
PCを触ったことがない、苦手意識がある方は少しずつでも慣れることをおすすめします。
在宅でできる仕事の分野には、データ入力といったPCを使用する仕事もあります。
そういえば、私が今の仕事をする際に派遣先からの要望・確認のひとつに「ITツールの活用に抵抗がないか」といった確認がありました。
ITツール?なんか難しそう・・・。そういって抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、Slackやchatwork、zoomといったITツールの活用はマストになりつつあるので、そういったことへの抵抗を減らすためにもまずはPCに慣れることは大切じゃないかなと思います。
PCに慣れることのおすすめとしては・・・毎日PCを活用してブログを作成すること。
毎日スマホではなく敢えてPCでブログを書くことで、それだけれタイピングスキルは上がりますよ!
また、アメブロ等の無料ブログサイトでブログ開設すれば無料でスキルが身につけられるし、他の方のブログから情報も収集することもできます。
今後の目標
子どもが小学生に入った時、「おかえり」と言ってあげられる環境を作りたい。
だけど将来に向けて収入も得たい。
だからこそ在宅で仕事をする。という最終目標があります。
2022年に子どもが幼稚園に入園しました。卒園までの3年間で在宅で収入を得るためのスキルを身につけたいと思っています。
まずはこのブログを運営し続けること、またYouTubeのチャンネルも継続することを目標としています。
それと同時並行で、ライティングの勉強もしたいのでライター業に関連する資格等の受験も視野に入れています。
未経験で在宅ワークをしたいあなたへ
いかがでしたでしょうか。
専門的な知識のない私が、未経験からなんとなく現在は派遣として在宅で仕事ができています。
まずは何にでもチャレンジして、新たな一歩を歩み出してみてください。
私の経験談が少しでも新たな一歩踏み出す勇気につながると嬉しく思います。